講演会/サイン会
★西村賢太さん×喜国雅彦さんトークショー
「古書の深淵を語らう」
負の日々を無為に送る北町貫多は、なぜ「私小説」を書き始めたのか――? 私小説家・西村賢太の最新作『羅針盤は壊れても』は、その興味深い内容はもちろんのこと、豪華函入り造本、幻の掌篇小説を収録した特別折込み付録、定価3,000円という思い切った(?)価格設定も、今までの西村作品にはない野心作と言えます。作中には、西村さんが古書を逍遥していた若い時代に出会った探偵小説や私小説についてのエピソードが出てきます。今回の造本、じつは昭和初期に存在した春秋社という版元が刊行した函入り探偵小説本等を模した作りになっています。古書蒐集家としても知られる西村さんは、一体何にこだわって今作の造本に挑んだのか? また、漫画家で文筆家、探偵小説などのコレクターでもある喜国雅彦さんの「本棚探偵シリーズ」先行作は、まさにこうした復古造本の先駆的存在と言えます。今イベントでは、お二人をお招きして、大正・昭和初期本の装幀、本への物質的偏愛、コレクターや作家として見たモノとしての本の魅力について、存分に語っていただきます。当日は、互いのお気に入りの超レアな古書も見られるかもしれません。ぜひご参加ください!
※トークイベント終了後、西村賢太さん、喜国雅彦さんのサイン会がございます。
日時 | 2018年12月13日 (木) 19:00~20:30(開場時間18:30) |
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会場 | 本店 8F ギャラリー |
募集人員 | 100名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。 |
申込方法 | 1階カウンターにて、対象書籍をお買い求めの方に参加券をお渡しいたします。 |
主催 | 主催:八重洲ブックセンター 協賛:講談社 |