イベント
フェア/展示
写真家 鷹野 晃 パネル展
2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、さらなる進化を遂げている東京。
江戸から現在へと繋がる時間の中で、街の風景や暮らしがどのように変わってきたのかを浮世絵や絵葉書、古写真を元に定点写真の手法でご覧いただきます。
例えば今から160年ほど前の江戸時代、安政の大地震からの復興を祈念して歌川広重が描いた浮世絵「名所江戸百景」から40箇所ほどを選び定点を探しました。わずかに面影が残る場所もあれば、あきれるほど変貌した様子もしっかり写し撮っています。
明治初期の銀座煉瓦街を描いた浮世絵、関東大震災や戦災から復興した写真には、新鮮な驚きがあります。
戦後に埋め立てられた三十間堀川や1964年開催のオリンピックのために首都高速建設風景や都電が走っている写真などには、懐かしさを感じる方も多いことでしょう。
文章は歴史を踏まえながらわかりやすく解説し、キャプションでは定点写真の見どころを簡潔に伝えています。
永遠に未完成の「東京」を時空を超えて、世代を超えて、思い思いに楽しんでいただける本ができました。
※鷹野晃さんの著作、海竜社『1週間で突然うまくなる!写真の教室』
『東京100年散歩』も合わせて販売しております。
◎著書 『夕暮れ東京』 淡交社 2007年
『TOKYO36景を撮り歩く!プロ流カメラ術』 講談社 2009年
『東京屋上散歩』 淡交社 2012年
『東京100年散歩』 海竜社 2015年
『写真の教室』 海竜社 2016年
日時 | 2019年5月8日 (水)~2019年6月9日 (日) |
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会場 | 本店 4F エスカレータ横ギャラリー |