講演会/サイン会
★荒木優太さん×熊野純彦さん トーク&サイン会
困ったときの在野研究入門~世代と立場を超えて~
解体新書をつくった杉田玄白も、民俗学の柳田国男も、詩人の吉本隆明も、みんな「在野研究者」だった?大学改革の吹き荒れるいま、在野研究という方法が大きく注目されています。
このたび、自身も在野研究者で、批評家でもある荒木優太氏が編者となり、最強の学者くずれたちによる在野のノウハウと魅力が詰め込まれた一冊ができました。
荒木氏に加え、哲学の驚異的な量の著述と訳業をほこることで知られ、ネット上では「本当は6人くらいが共同で用いているペンネームなのでは?」とさえ噂される、東京大学の熊野純彦氏とともに、現在の大学と在野、研究と批評、論文と翻訳、その行く先について存分に語ります。
※トーク終了後、荒木優太さんによる『在野研究ビギナーズ』のサイン会をおこないます。
1987年東京生まれ。在野研究者(専門は有島武郎)。明治大学文学部文学科日本文学専攻博士前期課程修了。2015年、第59回群像新人評論優秀賞を受賞。著書に『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生心得』(東京書籍)ほか、『貧しい出版者』(フィルムアート社)、『仮説的偶然文学論』(月曜社)、『無責任の新体系』(晶文社)など。
1958年神奈川県生まれ。1981年東京大学文学部卒業。現在、東京大学文学部教授。著書に『レヴィナス』『差異と隔たり』『西洋哲学史 古代から中世へ』『西洋哲学史 近代から現代へ』『和辻哲郎』(以上、岩波書店)、『レヴィナス入門』『ヘーゲル』(以上、筑摩書房)、『埴谷雄高」『カント』(以上、講談社)、『本居宣長』(作品社)ほか。編著に『近代哲学の名著』『現代哲学の名著』『日本哲学小史』(以上、中央公論新社)ほか。訳書にレヴィナス『全体性と無限』、レーヴィット『共同存在の現象学』、ハイデガー『存在と時間』(以上、岩波書店)、カント『純粋理性批判』(作品社) ほか。
日時 | 2019年9月13日 (金) 19:00~20:30(開場時間18:00) |
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会場 | 本店 8F ギャラリー |
募集人員 | 参加定員 : 80名(お申し込み先着順) ※満席後は、キャンセル待ちを承ります。 |
申込方法 | 下の「予約受付カレンダー」で9/13(金)19:00の「予約受付カレンダー」で当イベントを選択していただき、お申し込みフォームにご記入のうえご送信ください。予約完了メールをご返信いたします。
▼参加対象書籍『在野研究ビギナーズ』(明石書店刊、本体1,800円、9/1発売)
★八重洲ブックカードゴールド会員の方は、ご予約のみでご入場いただけます。ご入場の際にゴールドカードをご提示ください。
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主催 | 主催:八重洲ブックセンター 協賛:明石書店 |