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【チェコアニメはなぜ面白い? ~おしゃれで愉快でシュールな世界~】
共産時代、国策で作られたチェコアニメは
「東のディズニー」と呼ばれ、カンヌやベネツィアなどの国際映画祭での受賞歴も豊富で、世界中で高い評価を受けてきました。
チェコアニメには4つの要素がございます。
1. 詩であること。
2. ファンタジーであること。
3. ユーモアがあること。
4. あらゆるジャンルの作品があること。
こういった要素が圧倒的な映像に盛り込まれ、チェコアニメは、いつでも、クリエーターたちの“教科書”として存在しています。
共産時代、国策で作られたチェコアニメの歴史は、ひたすら、“アニメの可能性”を追求し、あらゆる表現を駆使した歴史でした。
今回はチェコアニメの歴史を彩った作品をご覧いただきます。
そして、チェコアニメの“巨匠”と呼ばれる作家たちと直に仕事をしてきた“チェコアニメを最も熱く語る男”眞部学氏が上映後、作家や作品の裏話を赤裸々にお話します。日本人とは全く違うチェコのアニメの衝撃の舞台裏は必聴です!
《上映予定作品》
1.もぐらくんとロケット(1965年/9分)
監督・美術ズデニェック・ミレル
“チェコの宝”「もぐらのクルテク」シリーズの一作。“子供向けのアニメとして世界一”という評論家が多く、その色鮮やかな映像とクルテクの動きと表情にハートが鷲づかみされます。
2.ぼくらとあそぼう!~ぼうしのはなし~(1966年/14分)
監督ブジェチスラフ・ポヤル/ミロスラフ・シュチェパーネク
美術ミロスラフ・シュチェパーネク
芸術的な評価が高かったチェコアニメですが、この作品の登場から、“チェコアニメは爆発的に面白い”と評価されるようになりました。インチキなクマと素直なクマとのやり取りにご注目です!
3.ふしぎな庭~銀紙に包まれたネズミの話~(1977年/15分)
監督ブジェチスラフ・ポヤル美術ミロスラフ・シュチェパーネク
“芸術性+エンターテイメント”が実現したこの作品は、“人形アニメの完成形”と呼ばれ、“世界一の人形アニメ”と推す声も多数ございます。
4.履歴書(1986年/10分)
監督・美術パヴェル・コウツキー
ベルリン国際映画祭5度の受賞歴を誇るパヴェル・コウツキーの出世作。
独特の着眼、一度見たら忘れられない表現を是非、体験してください。
5.メディア(2000年/5分)
監督・美術パヴェル・コウツキー
もはや“アニメ”というジャンルに収まっているのかどうかもわかりません。
20世紀最後の年にベルリンのグランプリをはじめ、あらゆる賞を受賞したこの作品は、とても5分とは思えない内容の濃さです。
6.夫婦生活(1987年/4分)
監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー
キャリアを重んじるチェコアニメの世界において、大学卒業と同時に監督デビューした天才パヴラートヴァーの作品。こんな“夫婦”のとらえ方をしている人は他にいないでしょう。
日時 | 2015年8月23日 (日) 15時00分~(開場:14時30分) |
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会場 | 本店 8F ギャラリー |
募集人員 | 50名(申し込み先着順)※定員になり次第、締め切らせていただきます。 |
申込方法 | ▼申込方法 : 2015年8月3日(月)~23日(日)の期間中に当店でお買い上げいただいた税込1,000円以上のレシートをご持参の上、1階カウンターにてお申込み下さい。参加整理券をお渡しいたします。 |
主催 | 主催:八重洲ブックセンター 協賛:アットアームズ |