B-Bee Project
FAQ(よくある質問)
- ミツバチの大量失踪として蜂群崩壊症候群(CCD)が話題となっているが、大丈夫ですか?
- CCDは米国などでは大きな問題となっています。日本国内では報告例はあるものの大きな問題にはなっておらずご心配には及びません。なお、CCDに関しては複数の原因が議論されておりはっきりとした原因は特定されていません。
- ミツバチの管理はどのように実施していますか?
- 鹿島グループでは2009年から都市部でミツバチの飼育を行っており、本プロジェクトにおいてもノウハウを有する鹿島建設社員が飼育管理を実施しています。またYBC社員もミツバチの生態を学習しながら、飼育管理の手伝いを行っています。
- プロジェクトの見学はできますか?
- ミツバチをテーマとした環境イベントの開催を予定しており、その際に観察箱を用いた観察会などを実施予定です。なお、巣箱設置場所の見学は本年度予定しておりません。
- とれたハチミツはどう使うのか?
- 環境イベント時にお客様にスーベニアとして配布するほか、ティファニーでのご提供を検討中です。
- ミツバチプロジェクトは危なくないのか?
- ミツバチは人の動線と交わりにくい高度を移動するため、人とミツバチが接触する機会は非常に限られています。また蜜源植物周辺では見かけることもありますが、巣箱から遠く離れた場所で人へ危害を与えるリスクは非常に低くなります。なお、銀座における実施事例では2006年以降一度も事故が起きていないそうです。
- それでも、ミツバチがいるのが心配ですが、、
- 一口にハチといっても日本で見つかっている膜翅目(ハチ目)の種数は4500種を超えています。飼育しているセイヨウミツバチは、握りつぶすなどこちらから攻撃を行わない限り刺すことはありません。一方、八重洲周辺には皇居などの緑もあり、スズメバチやアシナガバチも生息しております。こちらは攻撃性が高いのでご注意ください。YBCではミツバチプロジェクトを通して自然の生き物との安全な付き合い方に関しても情報発信を行っていく予定です。
- ミツバチPJ効果は何ですか?
- ミツバチの恵みとしてハチミツや蜜蝋が有名ですが、蜜や花粉を集める際に植物の受粉を助ける働きも重要です。これにより、周辺の街路樹等において、今まで結実していなかった花が実を結び、その実を食べに野鳥が集まるなど、周辺自然環境を活性化する効果が期待できます。 このような取り組みは東京、大阪、名古屋などの都市部でも増加しており、銀座、渋谷、横浜、名古屋、大阪、札幌、仙台などでも実施されています。
- ミツバチの巣箱はどこに設置していますか?
- 屋上に設置しています。
- 自分でもミツバチを飼育したいので、管理方法などを教えてください。
- 飼育に関する参考図書としてご参考までに以下をご紹介します。
- ニホンミツバチ-北限のApis Cerana / 佐々木正己著
- だれでも飼える日本ミツバチ-現代式縦型巣箱でらくらく採蜜 / 藤原誠太著
- ニホンミツバチの飼育法と生態 / 吉田忠晴著
- ミツバチの不思議 / Karl von Frisch
- ミツバチは何匹いるんですか?
- 周辺の環境や季節によって変動がありますが、ミツバチの1箱(1群)の数は数千から最大3万匹程度です。YBCでは2箱(2群)飼育しています。