講演会/サイン会
◆與那覇潤さん 速水健朗さん トークイベント
「荒れ野の六十年」以降
今年、日清戦争から朝鮮戦争まで(1894~1953年)をひと続きの時代と見る、独創的な歴史認識に基づく新刊『荒れ野の六十年』を刊行した與那覇潤さんと、批評誌『ゲンロン』での長期連載「独立国家論」で、満洲国の体験がいかに戦後も日本人の想像力を規定してきたかを探究している速水健朗さん。不毛な「左右のプロレス」とはまったく違う視点で、いま、植民地があった時代からなにを学べるのかを論じあいます。
※トーク終了後、與那覇潤さんのサイン会を開催します。
サインは『荒れ野の六十年』に入ります。
與那覇潤(よなは じゅん)
1979年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門は日本近現代史。2007年から15年にかけて地方公立大学准教授として教鞭をとり、重度のうつによる休職をへて17年離職。歴史学者としての業績に『翻訳の政治学』(岩波書店)、『帝国の残影』(NTT出版)。在職時の講義録に『中国化する日本』(文春文庫)、『日本人はなぜ存在するか』(集英社文庫)。共著多数。
2018年に病気の体験を踏まえて現代の反知性主義に新たな光をあてた『知性は死なない』(文藝春秋)を発表し、執筆活動を再開。本書の姉妹編として、学者時代の時評と対談を中心に集めた『歴史がおわるまえに』(亜紀書房)がある。
速水健朗(はやみず けんろう)
コラムニスト。主な分野は都市論やメディア論。日本からの独立をモチーフとしたフィクションについての連載「独立国論」を『ゲンロン』にて連載中。TOKYO FMでパーソナリティも務める。主著は『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)『東京どこに住む』(朝日新書)ほか。
日時 | 2020年2月25日 (火) 19:00~20:30 (開場時間18:30) |
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会場 | 本店 8F ギャラリー |
参加費 | 税込1,000円(当日会場入口でお支払いください。) |
募集人員 | 80名(お申し込み先着順) ※満員になりましたら、キャンセル待ち受付をいたします。 |
申込方法 | 下の「予約受付カレンダー」で2/25(火)19:00の当イベントを選択していただき、お申し込みフォームにご記入のうえご送信ください。予約完了メールをご返信いたします。 ※「ybc-ev@yaesu-book.co.jp」からの予約完了メールを受け取れる状態にしておいてください。 ◆こちらのイベントは、八重洲ブックカード「ゴールド会員」の無料聴講特典対象外です。 |
主催 | 主催:八重洲ブックセンター 協賛:勉誠出版 |