講演会/サイン会
安田登さん×山本貴光さんトークショー「古代文字が開く、冒険への扉」
古今東西の古典に精通する人気能楽師・安田登さんが初めて小説に挑んだ意欲作『魔法のほね』が刊行されました。
刊行を記念して、文筆家でゲーム作家の山本貴光さんをゲストにお迎えし、イベント「古代文字が開く、冒険への扉」を開催します。
本書は、小学生の主人公「たつき」が〈オラクル・ボーン(魔法のほね)〉に記された古代中国の文字を読み解こうとするところから物語が動き出します。
古代文字は現在の「漢字」のルーツですが、その形を見比べると、とても似ているようには見えません。
しかし、たとえば漢字の「犬」よりも古代文字の「いぬ」がイヌそのものに形が似ていたり、目を凝らすと共通のパーツを持っていたりと、意外な発見が多くあります。
3,000年以上の年月をかけて変化してきた「漢字」。その成り立ちをあれこれ考えると、「漢字」に秘められた古代の人々の願いも見えてきます。
今回のイベントでは、古代文字に触れる醍醐味、言葉によって開かれる新しい世界など、子どもが文字を通して得られる豊かな世界について、お話いただきます。ぜひご参加ください。
※トーク終了後、安田登さん、山本貴光さんのサイン会を行います。
【開催要項】
※ご参加にはご予約が必要です。下の「申込方法」をお読みのうえ、お申込みください。また、八重洲ブックセンター本店での対象書籍の購入が必須となります。他店でのご購入ではご参加いただけません。
※対象書籍
『魔法のほね』(税込1,760円)
・ご予約済みの方は、1階カウンターに書籍をご用意しますので、お求めください。開催当日のご購入でも結構です。
※トーク後のサイン会では、安田登さんが「魔法のほね」にサインをしてくださるほか、山本貴光さんも著書「マルジナリアでつかまえて」「マルジナリアでつかまえて②」(本の雑誌社、各税込2,200円)にサインをしてくださいます。山本貴光さんの著書は、8階会場にご用意いたします。
【注意事項】
新型コロナウイルス感染防止のため、会場内ではマスクの着用をお願いいたします。
安田 登(やすだ・のぼる)
下掛宝生流能楽師。1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。現在、関西大学特任教授。
著書に『あわいの力』、シリーズ・コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』(ともにミシマ社)、『能』(新潮新書)、『あわいの時代の『論語』』(春秋社)、『野の古典』(紀伊國屋書店)、『見えないものを探す旅』(亜紀書房)など多数。
山本 貴光(やまもと・たかみつ)
1971年生まれ。文筆家・ゲーム作家。コーエーでのゲーム制作を経て文筆や教育に携わる。
著書に『記憶のデザイン』(筑摩書房)、『マルジナリアでつかまえて』『投壜通信』(本の雑誌社)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文体の科学』(新潮社)、『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎との共著、ちくまプリマー新書)、『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満との共著、太田出版)、『サイエンス・ブック・トラベル』(編著、河出書房新社)など。翻訳にジョン・サール『MiND——心の哲学』(吉川と共訳、ちくま学芸文庫)、サレン&ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』(ニューゲームズオーダー)など。
目下は、東京工業大学教授、立命館大学先端総合学術研究科非常勤講師、金沢工業大学客員教授。
日時 | 2022年6月30日 (木) 18:30~20:00 (開場18:00) |
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会場 | 本店 8F ギャラリー |
募集人員 | 40名 (満席になり次第、受付を終了いたします) |
申込方法 | 下の予約受付カレンダーにて、当イベントを選択いただき、予約フォームに必要事項をご記入のうえ、送信してください。 ※返信メールは下記のアドレスから送信されます。こちらのアドレスからのメールを、受け取れる状態にしておいてください。 reservation@airrsv.net ※ご予約後、八重洲ブックセンター本店での対象書籍の購入が必須となります。他店でのご購入ではご参加いただけません。 ・ご予約済みの方は、1階カウンターに書籍をご用意しますので、お求めください。開催当日のご購入でも結構です。トーク終了後、サイン会もございます。 【注意事項】 新型コロナウイルス感染防止のため、会場内ではマスクの着用をお願いいたします。 |
主催 | 八重洲ブックセンター (協賛:亜紀書房) |